三鷹市消費者活動センターは1982年7月に開設され、併せて消費者が自主的に組織、運営するために三鷹消費者活動センター運営協議会が設立されました。当時は、ごみ問題、大気汚染、水質汚濁、光害対策等々、経済活動拡大に伴い、社会環境の悪化に消費者活動も活発に動かざるを得ない状況でした。又、食の問題でも加工品の増加に伴い、食品添加物の増加も大きな心配ごととして、食を預かる主婦たちの力を結集する活動も大きく広がりました。消費者のより良いくらしのために、全国各地に消費者センターが設置され、食の安全から物価の安定、子供の教育等々、生活者のための活動は続けられています。しかし、時代の変化と共に消費者問題も見えるものばかりでなく、高度通信情報社会への移行に伴い、インターネットの契約トラブルや、悪質商法等々、老若男女を問わず消費者被害は複雑化しています。私たちは一人でも多くの方々へ正しい情報、心豊かな暮らしの手助けのために、活動を続けてまいります。この度、私達が約40年続けて発行している機関紙「みたか消費者活動センター運営協議会だより」も、紙面だけでなく、ホームページにも公開し、広く皆様のお役に立っていただきたくリニューアルいたしました。豊かだと思っていた日本の食の問題が、ひとたびコロナ禍に見舞われれば、働く場所も子供のくらしも奪われる日常に直面しています。個人の努力では解決出来ない社会問題を自分の事として考えられる幅広い心を持ちながら、協力しあう「つどいの場」として消費者活動センターがこれから益々発展し、充実していけるよう私達は努力いたします。そのために一人でも多くの方々が一緒に活動していただけるよう、会員一同お待ちしております。どうぞお声がけください。